死体解剖ショー?

死体解剖

今日は、いそがしかったです。通常通りの授業です。で、タイトルの「死体解剖ショー」が、パプアで、行われたということでは、ありません。
それは、昨晩のことでした。なにげなく、テレビのチャンネルを変えながら、テレビを見ていたところ、「理科教育番組」らしい番組がありました。肺の模型らしきものを見せながら、説明をしている映像をみました。とにかく、説明は、上手です。なぜか、メインで説明をする人は、ドイツ人で、それを別の人が英語に訳していました。
説明を聞いていると、例えば「気管支」(bronchi)とか、日常使わない単語が出てくるのですが、昨年、自分の授業で、正しい発音で、教えていたことが確認できて、「ビデオデッキがあったら、録画したい〜。」なんて、思いながら、見ていました。
すると、大きな人体模型のようなものに、画面が切り替わりました。そして、その大きな人体模型のようなものの、「のど」を、メスで切る映像を見ました。「いや〜、よくできた模型だな〜。」なんて、思って見ていました。すると、スタジオの数十人の観客に、画面が切り替わりました。表情を見ると、「気持ちわる〜い。」という顔をしています。
その時、やっと気がつきました。これって、「模型」じゃなくて、「本物(死体)」???
思わず、画面を写真に撮ってしまいました。ちなみに、オーストラリアのSBSというテレビ局です。このチャンネルは、画像が悪くて、白黒で、かなりのノイズが入ります。いつもは、ほとんど見ないチャンネルです。
SBSのホームページなどを手始めに、いろいろと、調べてみました。もともと、2005年の1月に放送したものらしいです。制作は、オーストラリアのMadman Televisionという会社です。今年の8月に、DVDが発売されるので、そのPRも兼ねて、再放送となったようです。番組タイトルは、「初心者のための解剖学」(ANATOMY FOR BEGINNERS)です。
日本人で、「この番組を見た人はいないだろう〜。」と、思っていたのですが、大きな間違いでした。英語タイトルをGoogleで、検索すると、この番組を見た日本人の感想を読めます。YouTubeに、映像がアップロードされているそうです。今見られる状態なのかどうかは、よくわかりません。ブロードバンドが使えない状態のため、確認できていません。
ちなみに、自分の感想ですが、「かなりグロテスク。」と、感じました。白黒のノイズの多い映像だったのでそう感じたのか、カラーだったら、さらにグロテスクに感じたのか、よくわかりません。
ちなみに、番組に出て来たドイツ人は、ハーゲンス博士という、有名人だそうです。興味のある方は、下記ブロクを参照ください。「人体の不思議展」と博士についての解説が載っています。

読売新聞社が怪しい死体展覧会を主催

screenshot
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20060601