英霊記念日?

半旗

今日は、国民の祝日で、おやすみです。朝食は、シリアルか、トースト、というのが、通常なのですが、今日は、ホットケーキを焼いて食べました。おいしい!!毎日だと、飽きると思うのですが、・・・。
今日は、「英霊記念日」ということで、国民の祝日です。日本人である自分にとっては、かなり複雑な心境です。「英霊」というのは、「第二次世界大戦で戦った人々」です。「英霊」とは、「パプア人で、亡くなった人」ではありません。「オーストラリア人」です。
写真は、半旗です。国旗掲揚台の下に、花輪が捧げられています。そして、戦争で傷ついたオーストラリア人を、看病するパプアニューギニア人の写真が、掲示されています。
この国は、「もっと、オーストラリアの植民地であり続けたかった。」というのが、本音です。日本人の「視点」でみると、オーストラリアは、自国の国益のために戦ったに過ぎないように見えるかもしれません。でも、形式的には、第2次世界大戦時、パプアニューギニアに、「傀儡(かいらい)政権」を、作った上で、その政府からの要請を受けるという形で、戦争に参加しています。パプアニューギニアでは、「オーストラリアは、パプアのために戦ってくれた!!」というように、建て前では、教わります。もちろん、パプアの社会科の教科書、考えて書かれているので、別の側面についても、紹介していますが、・・・。