緒方貞子?

実験の様子

昨日、テレビを見ていたら、久しぶりに緒方貞子さんがテレビに出演していました。国連機関に勤務されていた頃の実績で有名な人ですが、今はJICAの理事長をしています。3月に「紛争と難民」というタイトルの本を出版したそうです。JICAの話はほとんどなく、国連時代の話が中心だったのですが、実体験に基づく話なので、とても説得力がありました。
そういえば、東京国際大学のホームページにパプアニューギニアの大統領が訪日したときの写真が掲載されているようです。博士号を授与されたらしいです。
写真は、昨日の理科実験の様子です。電気について教えています。今日も別のクラスを対象に、同じ内容で授業をしました。実験器具は、日本と比べると見劣りしますが、生徒達も工夫して、実験をしています。
今日は、職員会議がありました。会議の中心テーマは生徒の「保健衛生」についてです。お粗末な話がいっぱいありました。1学年あたり、5人以上が「盲腸」の手術をしているようです。原因は、衛生状態が悪さにあります。「人間が使う食器と、豚に餌を与えるための器を、分けないといけない。」とか、「食べ終わった缶詰を食器の代わりに使うと、金属が溶け出すから、体に良くない。」とか、日本であれば「言うまでもない話」が、延々と続きました。というか、豚と食器を共用したことがある人って、本当にいるの???この国の人たちには、(モノの援助)ではなく、チエの援助が、もっと必要!!っと、感じた一日でした。

マイケル・ソマレ パプアニューギニア首相 来校

screenshot
http://www.tiu.ac.jp/news/060524.html

紛争と難民 緒方貞子の回想

紛争と難民 緒方貞子の回想