何が正解?

同僚の先生の板書

さて、質問です。「電流はプラスから、マイナスへ流れる。」のでしょうか?それとも、その逆でしょうか?たぶん、このブログを読まれている多くの方は、「電子の流れと、電流の流れは逆」と、習ったのを、ご記憶だと思います。
そもそもは、ベンジャミン・フランクリンが、電気のことをあまりわかっていない時代に、決めた表記方法が、今でも残ってしまっているのが、原因なのですが、・・・。
ところが、パプアでは、そういう教え方をしません!証拠は、黒板の写真です!!同僚の板書です!!
「電流は、マイナスから、プラスへ流れる。」と、教えるのです。配属先の棚にあるオーストラリアの教科書にも、同じように書かれています。
ただ、そう教えてしまうと、「フレミングの右手の法則」と、「フレミングの左手の法則」が、破綻してしまいます。「電流の向き」と、「指の向き」が逆になります。
だから、パプアでは、「フレミングの法則」を教えられません、・・・。ちなみに、オーストラリアでは、何年生に「フレミング」の法則を教えるのだろう?配属先においてあるオーストラリアの教科書にも「フレミングの法則」が、紹介されていないです。モーターの仕組みとか、教科書に出てきているので、内容的には教えているのですが、・・・。
これって、オーストラリアと、パプアだけなのだろうか???