何かが違う?

実験器材

今年から、1人、理科の担当の先生が増えたので、その先生とのコミュニケーションも増えて、楽しんで過ごしています。さて、2日後の実験にそなえて、実験器具のセッティングをしました。写真で見ると日本と変わらないように見えるでしょうか?でも、なんとなく、三脚の高さが高すぎるように感じるし、・・・。写真ではわからないのですが、ガスバーナーが、おもちゃみたいなガスバーナーです。オーストラリアの教科書でも、まったく同じガスバーナーが紹介されているので、発展途上国だからということではないようです。あと、ガスのゴム管が、ぼろぼろで、ガス漏れしていないか、少し心配です、・・・。
今日は、通常通りの授業を終えた後、コンピュータールームの環境整備をしました。もちろん、大したことは出来ません。今年になってから、毎日のように授業中にUPSのスイッチを間違えて押してしまう生徒がいて、その対策です。どうも、生徒にとっては、コンピューター本体とUPSの違いが、はっきりとはわからないらしいのです。もちろん、ちゃんと説明はしています。
で、いままでは、「パプアの子供は、コンピューターと、UPSの違いがわからないのかなぁ〜。」と、あきらめていたのですが、ちょっと生徒の視線で、コンピュータールームを再点検しました。
結論は、「たしかに、わからない。」です。おおいに反省しました。確かに、パッと見た感じ、どちらも白い四角い箱です。電気も、電話も、テレビも、水道も、ガスもない家庭の生徒は決して少なくありません。それなのに、「これは、UPSだから、コンピューターじゃないよ〜。」と、いくら説明されても、わからないほうが、「自然」です。もちろん、3週、4週と授業を続けていけば、UPSを間違えて消してしまう生徒は減ります。でも、昨年は、まれでしたが、最終週でもUPSの電源を間違えて消してしまう生徒がいました。やっぱり、なんとかしなくては、・・・。
今日は、パソコンのすぐそばにおいてあったUPSの位置を目立つ位置に移動させました。そして、どの箱と、どの箱(UPS、パソコン本体、モニター)が、つながっているのか、わからないほどの、ゴチャゴチャの「たこ足配線」を、少しすっきりさせました。これで、一目で、電源とUPSが繋がっていて、UPSとパソコンが繋がっているとわかります。
さらに、UPSには、「UPS」と、ラベルを貼りました。これで、ずいぶんわかりやすくなったと思います。さらに、工夫をするつもりです。その結果は、後日のブログで報告します。お楽しみに!!