人事異動?

戻って来た卒業生達

日本でも、年度替わりだと、「あの人がどこに異動になる。」という噂が立ちますが、パプアでも同じようなことがあります。パプアの場合は、終身雇用の制度ではなく、「どこどこの学校が、どのポジションを募集している。」という話があって、それに応募するという形式です。一般の公務員でも、民間企業でも、同じです。例えば、新聞とかにも、「部長募集」とか、「社長募集」という広告が載っています。
自分の職場の同僚は、この国の中では、相当、仕事ができる人達です。希望すれば、どこの学校へでも、行けてしまうようです。教員養成学校(短大)に移籍する人もいるようです。どうやら、何人か、この学校を去ることになるそうです。
来年は、大変な年になりそうです。いよいよ、グレード11の受け入れ準備が本格化します。3月末に去るのは、後ろ髪を引かれる思いです。後任が決まってくれると良いのですが、・・・。
写真は、既に卒業したグレード10の生徒達です。卒業式を受け取りに戻ってきました。昨年は、教育省の印刷が間に合わなくて、新聞の一面に記事になっていましたが、今年は無事に届きました。ちなみに、昨日は「原始的」と書いてしまいましたが、日本のような「いじめ」は、まったくありません。「原始的」なことは、この国の「弱い部分」であると同時に、「魅力」でもあります。