エイズ対策?

特別授業

同僚教師からDVDプレーヤーを、使いたいと頼まれました。学校には、DVDプレーヤーは無いので、個人所有のDVDプレーヤーを貸すことにしました。実は、現地の先生の中にもDVDプレーヤーを持っている人はいます。みんな、「ナイショ」にしています。持っているということが知れると、「貸してほしい〜。」と、いろいろな人から頼まれるからなのでしょう、・・・。ただ、自分に対しては、平気で教えてくれます。日本人に教えても、「貸してほしい〜。」と、頼まれることも無ければ、嫉妬の対象になることもないから、・・・。
隣の病院から、エイズ対策のスタッフを招いての特別授業です。病因側が用意してくれたDVDを、生徒全員で見ました。この国では、HIVの問題は、深刻なのですが、生徒達、「ゆるい」です。DVDの映像に説得力が無いこともあるのですが、だら〜っと、見ていました。病院のスタッフの話は、真剣に聞いていました。この地区でも、相当HIVは、広まっているらしいです。しかも、レイプによる感染被害者数がかなりの割合を占めるそうです。病院スタッフからは、「通学生の人は、学校から帰るのが遅くなったら、夜道を歩いて帰るようなことはしない。校長に頼んで、学校の寮に泊めてもらいなさい。」という、アドバイスがありました。
噴火についてですが、落ち着いています。日本のメディアでは、ほとんど報道されていませんが、オーストラリアのメディアでは、それなりに報道しています。「パプアは、災害に強い。」と思います。普段から、近代的なライフラインに頼らない生活をしています。このあたりは、参考になる点もあるかと思います。

Islanders defy volcano and return to homes

screenshot
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3-2394856,00.html