首都からのお客様?

休憩の様子

今日は、教育省の担当者3名との会議です。出席者は、教育省の担当者と、配属先の校長と、「Design and Technology」分野を教える先生達です。場所は、配属先の図書館です。コンピューターは、「Design and Technology」分野になります。自分はコンピューター教師として、出席を求められました。
教育省は、「指導書」作成にあたって、現場のヒアリングをするのですが、すべての学校に行けないので、いくつかの学校を選んで、ヒアリングを行っています。コンピューターを教えている学校数そのものが限定されるため、コンピューターを教える教師のいる配属先の当校がヒアリングの対象として選ばれたようです。
今日は、「指導書(案)(Teacher Guide Draft)」の全般的なことについての説明と、意見交換でした。話の中心は、教育の理念とか、コンセプトについて、あとカリュキュラムについてです。なんと、今回の教育改革で、理科をカリュキュラムの中に組み入れることが必須ではなくなります。
パプアの場合、教育の理念とか、コンセプトについては、とても、すばらしい話を聞くことが出来ます。「パプアは、途上国なの???」、「日本よりすごい!!!」と、思ってしまいます。今日は、安心して聞いていられる話でした。ところが、各科目の具体的な話になると、やっぱり「発展途上国」なのです、・・・。明日は、どうなるか、分からないです、・・・。
写真は、休憩時間の様子です。机の上の青い表紙の冊子が、シラバスの最終案で、あとは、製本するだけのものです。開いた状態の冊子は、「指導書(案)」です。まだ、たたき台のレベルです。