ミニ浦島?

メディアセンター

日本を離れる際、2年後に戻ったときは、「浦島たろう」になって戻ることをある程度、予想していました。1年4ヶ月目にして、すでに「ミニ浦島」になっていることに気がつきました。
昨日も書いた、教育用のコンピューターソフトウェアをチェックしたのですが、とても高度な内容に感じました。日本と比べると、それほど高度でもないのですが、パプアと比べる癖(くせ)がついてしまったようです。CD-ROMは、系統的に教える内容が整理されています。化学については、自分自身、(英語力の問題で)知らない内容まで、カバーされています。化学の英単語は難しい、・・・。
OECDの共通テストなどの結果から、オーストラリアの教育水準は、米国と比べてずいぶん高いと思っていたのですが、どうも、OECDのテスト結果、鵜呑みには出来ないような気がしてきました、・・・。パプアの学習資料要綱は、オーストラリアのものを「たたき台」にしています。
写真は、先週7月6日に、撮影しました。首都メディアセンターのスタジオです。遠隔教育の番組撮影に使われています。同日、教育省のシラバス作成の担当官2名にも、お話を伺うことができました。かなり、率直な意見交換をしました。下手をすると、内政干渉です。というか、ボランティア活動そのものが、内政干渉と受け取られる可能性もあるのですが、パプアは、その点、かなり、おおらかです。