地域通貨?

隣の家族

授業が終わって、自宅に帰ると、となりの家族が、「貝のお金」を作っていました。貝そのものは、いまはソロモンから輸入しています。昔はパプアの西イースブリテンで採れたそうです。小さな貝1つで、0.4円の価値です。それを紐にとおして、使えるお金の形にしていきます。パプアでは、地域ごとに異なる貝のお金が使われていたようなのですが、いまでは、ラバウル、ココポの貝のお金のみが、普通のお金と同等の価値を持つものとして扱われています。
それにしても、マーケットで、貝のお金で買い物が出来るのは、日本人の感覚からすると、かなり不思議です。貝の流通量が増えると、貝のお金の価値が無くなってしまうのではと思うのですが、キナ(パプアの通貨)のインフレの方が、ずっと激しいので、貝のお金の価値を、キナ換算した価値は、上昇しているのだそうです。写真は、作業の様子です。
さて、トンガ付近の津波の件で、メールをいただきました。ご心配をおかけしました。無事、生きています!!