サクラ?

パプアの花

「日本は、サクラの季節です。」というメールを、時々いただきます。こちらは、季節が、雨期と乾期の2種類しかないので、なかなか実感がわきません。それでも、「日本では、雪が降っています。」というメールをもらって、驚いたことにくらべると、大したことではないかも、・・・。12月、1月は、日本で雪が降っていることくらい、当たり前なのに、真夏のパプアにいると、本当に信じられませんでした。
パプアへ来て、こんな話を聞いたことがあります。「パプアの花は、原色で色鮮やかだから、こういう花を、2年間見て生活していると、日本へ帰ってサクラを見ても、しばらくは美しいと思えない。」という話です。うそか、本当は、定かではないのですが、妙に、納得してしまいました。たしかに、サクラは、美しいけれど、それは、単に色が奇麗ということではなく、「春の訪れのシンボル」として、美しいと感じているのであって、パプアの花に比べてしまうと、サクラというのは、地味な花です。サクラの美しさを感じられるセンスを失わないように気をつけよう、・・・。
パプアには、赤とか、黄色の原色の花が多いのですが、淡い色の花もあります。写真の花、淡いピンクです。学校のシンボルマークになっています。