うぉー?

教科書と量り

昨日、一昨日の授業で、大気圧の説明をしている時に、なにげなく「開いた新聞も、閉じた新聞も重さが変わらないけれど、・・・。」と、説明をするところを、「開いた新聞と、閉じた新聞とどちらが重い?」と、生徒達に質問をしてみました。すると、圧倒的多数の生徒達は、「閉じた新聞!!」と答えるのです。で、今日の授業では、本当に重さが変わらないことを、授業の最初の5分でさらっと実際に再確認することにしました。生徒に実際に調べてもらうと、当然のことながら、重さは変わりません。教室中に「うぉー」っと、どよめきが起こりました。こんな簡単な理科実験???で、どよめきが起きるというのは、いかにもパプアらしいです。別の学年のカリュキュラムにはあるのですが、「質量保存の法則」と、「エネルギー保存の法則」は、ちゃんと理解して卒業してもらいたいと考えています。これを理解していないと、「錬金術」的な話を信じてしまう大人になるような気がしています。今日の再確認(理科実験???)は、「質量保存の法則」以前の問題です。理科実験器具のない学校で初等教育を受けているので、仕方ない面もあるのですが、・・・。