手打ち?

シェルマネー

先日の懲罰委員会についてですが、ブログに書くのを忘れていました、・・・。結果的には、退学処分は行わないこととなりました。委員会が開かれるまでの間、停学になっていたので、それで十分という話になったようです。喧嘩の原因は、草刈りをしていたら、草がもう一人の生徒の服に飛んできたということで、「あやまりなさい!!」、「いや!」という、些細な口喧嘩が、収まらなくなってしまったのだそうです。
最初の口喧嘩で終わっていれば良かったのですが、片方の生徒は、もう一方の生徒を、殴ってしまったのだそうです。殴った方の親は、殴られた生徒に「貝のお金」両手を伸ばした長さの3倍分をプレゼントする。殴られた生徒にも原因の一部があるので、殴られた生徒の親は、殴った生徒に「貝のお金」両手を伸ばした長さの1倍分をプレゼントするという結論になったのだそうです。口喧嘩の時は、同じ量の「貝のお金」の交換だったのですが、・・・。今度は、「貝のお金」を投げつけ合うようなことがないと良いのですが、・・・。
写真が、この地域の貝のお金です。前任者の人が残していってくれました。植物で作った「ひも」に、たくさんの小さな貝殻を取り付けてあります。この「貝のお金(シェルマネー)」は、地域ごとに、種類が違うのだそうです。
シェルマネーについては、昨年TBSの世界ふしぎ発見で、紹介されていました。ココポ、ラバウル地域では、まだ「貝のお金で買い物ができる。税金も払える。すごい!!」という内容だったのですが、貝のお金は、かなり大きいのでポケットに入りません。持ち運びは不便です。日常の買い物に使う人はあまりいないようです。むしろ、「もめごと」などの解決金、冠婚葬祭等、特殊な用途に使われているようです。