東スポ?

ニューギニア航空の新聞広告

この国には、主な全国紙が2紙あります。「ポスト・コーリア」と「ナショナル」という新聞です。これらの新聞は、いくつかの点で、日本のスポーツ新聞に似ています。まず、スポーツ欄の割合が大きいこと。そして、記事の内容とは必ずしも関係のない、思わず買ってしまいそうになるキャッチーな新聞タイトル。そして、最大の共通点は、記事がいい加減(と思えてしまう)ということです。
パプアの新聞には、日本人の自分が読むと、「いい加減な記事」としか思えないような記事がたくさん載っています。記事内容的にも、スポーツ紙としか思えません。決して、スポーツ紙ではないはずですが、・・・。
さて、CNNのニュースサイトを見ていたら、パプアの新聞「ナショナル」から引用した記事が掲載されていました。読むと、「カルト儀式」関与で320人が拘束されたそうです。全然、こんなニュースは、知りませんでした。暇なときにでも、新聞を買って読んでみよう!!
写真は、ニューギニア航空の新聞広告です。"Mercury is dangerous and illegal to carry on flights!" って、「水銀は危険で、機内持ち込みは違法です。」と書いてあります。なぜ、ニューギニア航空は、こんな新聞広告を全国紙に掲載したのでしょう?そうです。機内に水銀を持ち込んだ乗客がいたのです。水銀がこぼれているのが機内で見つかって、フライトがキャンセルになるという事件がありました。JICA関係者の中にも、予定していたフライトに乗れなくなるなど影響がありました。パプアは、まだまだ、ワンダーランドです。

「カルト儀式」関与で320人拘束 パプアニューギニア

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200511030020.html