豊かな地域、ココポ

カメラを持っています。

パプアニューギニアのなかで、今まで訪れたのは、首都ポートモレスビーと、語学研修を受けたマウントハーゲンとココポ(ラバウル)しかないのですが、ココポは、比較的豊かな地域だと感じることがあります。
もちろん首都は、豊かな人はとっても豊かです。ただ、貧しい人は、本当に貧しいです。
ココポは、貧富の差が、比較的小さい割に、全体的に経済的に恵まれているのではないかと感じます。
その一つの象徴がカメラです。たとえば、マウントハーゲンで、地元の子供にシャッターを押してもらおうと思って、使い捨てカメラを渡しても、まずカメラのシャッターをまともに押せる子供は、10人に1人といったところです。カメラを渡すと怖がってしまう子供もいます。
ところが、OLSHの生徒に限ってですが、シャッターを押すことを頼めば、ほとんどの生徒が、シャッターを押せます。つまり、カメラを使ったことがあるということです。
学校の行事があると必ずカメラを持ってくる子供がいます。先日はコンピューターの授業で記念撮影をしている生徒がいてビックリしてしまいました。それほど高いカメラを持っている生徒はいません。現像料はそれなりにします。学校の前のカメラの現像店には、それなりにお客が入っていますが、現像料を考えると、ちょっとした驚きです。