感謝?

シドニーオペラハウスのパンフレット

パッキングがほぼ終わりました。振り返ってみると、ほんとうに、海外で2年間過ごすという経験ができて良かったと思います。パプアニューギニアは、発展途上国のなかでも、最貧国に分類されます。そういう国から見ていると、インドネシアや、フィリピンなどは、かなりの先進国に見えます。そういう「視点」は、先進国に住んでいると持ちにくいです。なかなか、文字では伝わりにくい、感覚的な部分なのですが、・・・。やっぱり、パプアにいると、世界の見え方が違っていて、「反面教師」の部分は沢山ありますが、この2年間は、本当に、いろいろと学ぶことができた2年間であったことは、間違いないと思います。
写真は、シドニーオペラハウスのパンフレットなのですが、いまの「2年間を振り返っての感想」も、まさに、このとおりです。
ある隊員が書いた報告で、パプアでの、「ねずみ講」、「マルチまがい商法」についての、文章を読んでいたのですが、これだけ、世界から切り離されたような国ですら、やっぱり世界と繋がっていることを改めて認識しました。パプアの人は、「騙されやすい。」です。「疑う」という能力が、極度に弱いです。「論理的思考力」が弱いです。その報告というのは、隊員がアクシデントに巻き込まれないために、インシデントの報告でした。
ねずみ講」方式で、「IP-電話」の機器を売りつける犯行グループは、インドネシアから、来ていたようです。そういう知能犯は、パプアにはあまりいないので、パプアの1人あたりGNPを上回る金額を、次々に支払ってしまうパプア人の様子が、書かれていました。もちろん、明らかにねずみ講であるので、その隊員は、まわりのパプア人に注意をしたそうですが、まったく無駄だったようです。それにしても、平成電電もビックリ!!
DHLの荷物が、日本に着いたようです。ちょうど、荷物を送った日から、1週間です。香港からは、最寄りの地方空港へ、直接送られたようです。