本物のQE2?

ご老人とQE2

ラバウルへ行く用事があったのですが、クイーンエリザベス2世号が、来航しているという連絡があったので、担当している授業終了後、急いで行ってきました。もどってから、職員会議の予定だったので、ほんとうに、とんぼ返りでした。
写真の通り、QE2の乗客のほとんどは、ご高齢です。今日は、"Give me money."という言葉を、嫌という程聞きました。この言葉を聞くのは、はじめてではありませんが、パプアでは、あまりこういうことを言わないと思っていました。もう少し間接的に、「お金を貸してほしい。」みたいなことは、何度でも耳にしていますが、・・・。たぶん、何かのきっかけがあって、こういうことを、言うと、お金をもらえることに気がついたのでしょう。日本人の皆さん。むやみに、うろうろしている少年たちに、お金を与えないでください。犯罪が増えます。
QE2は、巨大すぎて、着岸できないようです。渡し船で、乗客をピストン輸送していました。乗客のなかには「米ドル」で、買い物をしている人も多くいました。それにしても、パプア人、「米ドル」の価値を、まったく分かっていません。
これいくら?っと、聞いてみると「5ドル」(約600円)という返事が返って来たので、高すぎて買えないと思って、あきらめつつ、念のため、「キナなら、いくら?」と聞いてみると、「5キナ」(約200円)という返事が返ってきました。もちろん、購入しました。彼らにとっては、単位は、あまり意味がないようです。

渡し船乗り場

何となく集まって来た子供たち

お土産物を売る人達