商品先物市場?

商品先物相場

パプアでは、国際商品先物市場の相場が、株式市場よりも重要らしいです。日本みたいに主要企業が数百もある訳ではないので、パプア平均株価なんてものは、あまり意味がないです。
パプアにとって重要な商品の国際取引価格は、テレビでも、毎日伝えられています。新聞に載っているのは、銅、ロンドン銀、金、原油、パームオイル、ニューヨーク砂糖、コーヒー、カカオです。
カカオは、ロンドン市場の価格と、ニューヨーク市場の価格が、両方掲載されています。ロンドン市場では、900米ドル近辺、ニューヨーク市場では、1600ドル台です。どちらも1トンあたりの価格だと思います。2つの市場に価格差がある理由については、よくわかりません。
バレンタインデーが近いので、チョコレートや、ココアの原料であるカカオについて、補足します。ニューヨーク市場の価格で考えると、1キログラムあたり、 1.6米ドル、約200円です。さて、日本人は、一人当たり、年間、何キロのチョコレート原料を消費しているでしょう???国際菓子協会/欧州製菓協会の資料によると、日本人は、2.2キログラムだそうです。ちなみに、ドイツは、11.1キログラムです。日本人って、あまり、チョコレート、食べないのですね、・・・。というか、ヨーロッパ人が食べ過ぎ???数年前の「チョコレート・ココアは健康に良い。」と報じた健康番組のために、消費量が急増していると思っていたのですが、統計で見るとそうでもないようです。

国際菓子協会/欧州製菓協会資料(日本チョコレート・ココア協会)

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http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/domestic/world.html

カカオ豆のはなし(日本チョコレート・ココア協会)

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http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/cacao/flow.html