頭脳立国?

番組で紹介されていた例

あと、約2ヶ月の任期です。昨日から、今日の午前中まで、断水していました。昨年も、同じようなことが、同じような時期にありました。原因は、昨年1月19日のブログに書いた通りです。上水道が使える地域なので、水道代はかかりますが、水道の接続工事をお願いするべきでした。もう、2ヶ月なので、このままにしますが、・・・。
NHKスペシャル「インドの衝撃 ~11億人が世界を変える 第一回 世界を席巻するスーパー頭脳」 をみていたのですが、インドは、パプアと180度逆さまの国という印象を受けました。パプアには、カースト制度みたいなものはないので、貧富の格差も、インドに比べれば小さいです。お金を持っていなくても、パプアで、食べるものに困るということはありません。
インドの数学教育、大したものだと思います。パプアの生徒の場合、圧倒的に、計算力がありません。計算力が無いうちから、計算機に頼っています。意味も分からず、計算機を使っているから、数字の意味を、まったく分かっていないです。
分かりやすく書くために、実際の例ではなく、極端な例で説明します。例えば「100円のリンゴを30個買いました。いくらでしょう?」と、いうテスト問題があったとします。「100*30=3000、3000円」という、簡単な計算と答えですが、「100+30=130 130円」という答えをする生徒が、必ずいます。「広義での英語力」が、不足しているとも言えます。
「100*30=?」という問題は、授業中は、計算機を使っていいことになっているので、間違える生徒はいません。テストでは、この程度の問題でも、間違える生徒がいます。この部分が、弱点です。
インドの授業風景をテレビで見て、納得する部分がありました。テレビでは、写真のような計算を小学生に解かせていました。初等教育でこういう問題に慣れ親しんでいると、中・高等教育で、代数を使って証明をするような問題に対しても、役に立つという印象を受けました。パプアの場合、「3333*3333=?」は、計算機を使ってしまうから、「指の運動」にしかなっていない、・・・。
あと、番組で紹介されていた「The world is flat」という本、興味あります。

The World Is Flat [Updated and Expanded]: A Brief History of the Twenty-first Century (Hardcover)

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