蚊取り線香?

蚊取り線香

10月25日に書いた、アップルのリコールバッテリーですが、11月24日8時10分、無事、届いたようです。福山通運のサイトで確認しました。それにしても、日本のトレーサビリティーのシステムは、しっかりしています。パプアでは、考えられません。
授業終了後、買い物へ学校の前のスーパーマーケットへ出かけました。ちょっと、蚊取り線香について、気になっていました。どこの国の蚊取り線香を売っているのだろう???箱を見てみると、フィジーインドネシア、マレーシア、ニュージーランド等々、様々な国名が書かれていました。
気になっていた原因というのは、「ガイアの夜明け」(7月25日放送)という番組で、「インドネシアの蚊には、日本の蚊取り線香は効かない。」ということを実験で示し、「日本の蚊の5倍の強さだ」というナレーションを入れていたからです。
かなり、ショッキングな内容でした。パプアの蚊も、インドネシアの蚊も、ほとんど変わらないはずです。お隣の国なので、・・・。番組で紹介していたフマキラーの、「5倍効く蚊取り線香」は、売っていませんでした、・・・。
番組内容が正しいとすると、インドネシア蚊取り線香は、日本の5倍の効き目で、10分の1の値段ということになります。JICA関係者の中には、日本からわざわざ、蚊取り線香を持って来ている人もいます。「やっぱり、日本の蚊取り線香は、よく効く。」なんていう会話を聞いたこともあります。自分自身も、JICAパプアニューギニア事務所でから支給してもらっているものに加えて、日本の液体蚊取り線香を併用しています。実感としては、日本の蚊取り線香でも十分に役割を果たしてくれます。現地の蚊取り線香は、効き過ぎです。時々、「喉が痛くなる。」ことがあって、日本の液体蚊取り線香だけを使っている時期もありました。教師は、授業のために、「喉(のど)が命(いのち)」です。今は、現地の蚊取り線香でも、喉が痛くなることはありません。できるだけ、煙を吸わないように注意して扱っています。