足踏み?

里帰りする生徒

今日も、ラバウル、小規模な噴火は続いています。ココポにいても噴火の小さな音が聞こえます。噴火の影響で、配属先の通学生はお休みです。寮生達は通常通りの授業があります。近隣の学校は、通学生も寮生もお休みです。寮生達は、「不公平!!」と、言っています。「火山灰の影響をまともに受けている、ラバウルの学校に比べれば、幸運だと思う。」という、優等生的な発言をする生徒もいます。
1994年の噴火との比較が話題になります。今回は、風がつよく、ココポへの影響は、前回以上だそうです。前回と違って、ラバウルタウンの被害は、大きくないようです。前回は、噴火後、雨が降って、屋根に降り積もった火山灰の重さが増し、建物が倒壊したそうです。風向きによって、前回とはずいぶん影響を受けている場所も違うようです。前回は、噴火が何ヶ月も続いたのですが、今回は、1日だけでした。(もちろん、小規模な噴火は続いているので、今後数ヶ月は要注意ですが、・・・。)
授業は、約半数の生徒がいないため、足踏み(復習)をしています。あと、いろいろ、雑談をしました。生徒達のほとんどは、親の安否がまだ確認できていないようです。まだ、携帯電話を持っている親は、少数です。
授業終了後、すべての寮生を、実家へ帰宅させることが決まりました。明日、1日は、お休みです。明後日から、授業再開の予定です。