お金の話?

貝のお金

パプアへ来て8ヶ月が経とうとしています。任期が24ヶ月なので、ほぼ3分の1が過ぎたということになります。授業が終わって図書室で生徒の様子を見ていたら、新聞を読んでいる生徒がいたので、いろいろと話をしました。新聞記事で一番興味があるのは、広告のようです。電化製品の広告に特に興味があるようです。こちらの広告は、月賦払い(のようなもの)をPRするものがかなりあります。生徒達は、「これなら買える!!」、「大人になったら買いたい!!」というのですが、この月賦払いの広告、かなりひどいです。「何回払い」か書いていないのです。でも、彼女達は、きっと買ってしまうでしょう。たとえ、何回払いであっても、・・・。多分年利で1割以上ではないかと思われます。2割、3割かも、・・・。日本のようにゼロ金利の国ではないので、・・・。
まあ、考えてみたら、貝のお金がまだ使える社会です。数学が弱いのもある程度仕方が無いかなぁと思います。その家電のお店は、オーストラリア資本なのですが、本当に「おいしい」商売だと思います。値段も、お隣のインドネシア・マレーシアと比べると、ずいぶん高いと思います。写真は、シェルマネー(貝のお金)です。単なる首飾りではありません。日本人観光客が、地元の人からもらったものです。盆踊りの時に撮影しました。