時間の感覚?

DHLのサイト

授業を続けながらも、着々と、帰国の準備を進めています。帰国間際は、JICAに提出する書類が、かなりあります。もちろん、パプアの基準の「かなり」であって、日本の基準では、「少々」です。
日本の電車の時刻表(ジョルダン)を調べていたのですが、すっかり、時間の感覚が麻痺していることに気がつきます。日本の電車の出発時刻の誤差は、1分以内だと思うのですが、それが信じられません。そもそも、パプアニューギニアには電車が存在していないのですが、飛行機の場合、2時間程度の遅れは、珍しくありません。「今日は飛ばないよ〜。」なんていうことも、現地の人にとっては、慣れっこになっています。
DHLで、送った荷物がどこにあるか、調べてみました。首都の配送センターを出発して、日本へ向かっているところらしいです。驚いたのは、すでに、自宅近くの配送センターが、DHLのサイトに表示されていたことです。「とりあえず、成田に送って、それから、仕分け。」みたいな仕組みではなく、最も効率的に自宅に送るルートの航空便を選択しているらしいです。写真は、DHLのサイトです。
「ある女子大教授の つぶやき」というブログを見ていたら、「時効取得」という制度で、「ここ4年間で東京ドーム8個分の国有地が無償で民間に譲り渡されていたことが判明した。」と、書かれていました。パプアの場合、「時効取得」という制度が、ありません。というより、制度として存在しているかもしれないのですが、機能していないそうです。そのことが、日本を含む外資が、投資するのに二の足を踏む原因になっていたり、開発の妨げになっていたり、ODAで道路を造ることの妨げになることもあるようです。それにしても、東京ドーム8個分か、・・・。把握できている点は、さすが日本だと思います。

ある女子大教授の つぶやき(国有地の時効取得)

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http://iiaoki.jugem.jp/?day=20070314