切り株?

切り株

任期が、1ヶ月ちょっと、バタバタと過ごしています。同僚の理科授業をみて、気がついたことがありました。英語のまま理解して聞いていると、まあ、まあ、ちゃんとした授業です。あえて、頭の中で、日本語に訳しながら聞いていると、とっても変な授業であることに気がつきました。理科の授業っぽくないのです。同じ単語を、信じられないくらいの回数、繰り返し生徒に確認しています。日本でも、英語の授業では、暗記のために同じ単語を繰り返します。理科では、こんなに同じ単語を繰り返し、確認することはないはずです。
そういう、教え方でないと、パプアの生徒にとって外国語で理解してもらうのは困難なのかもしれません。自分の授業でも、かなり意識的にキーワードを繰り返して確認しています。あらためて、日本の子供達が、恵まれた環境で学習できていることを認識しました。母国語で、本を読める、学習できるということは、日本人にとっては、常識ですが、途上国の子供達にとっては、常識ではありません。
昨日、停電があったのですが、学校の木が育ちすぎて、電線に接触したようです。切り倒されました。この程度の木は、学校の敷地に、かなりの本数、育っています。左半分が、写真からはみ出ています。手前のシャープペンシルと比べると大きさが分かると思います。